基礎栄養

【管理栄養士²】グリコーゲン【解説】

コン
グリコーゲンって、グルコースの仲間?
まあ、仲間かな。グルコースから合成されるのがグリコーゲン。グルコースは、グリコーゲンとして体内に貯蔵されるんだ
ほんいつ
コン
で、グルコースが必要な時にまた使われるってわけね
ところが、そんな簡単な話じゃないんだな。グリコーゲンの貯蔵場所によって使われる目的も変わってくるし、量なんかも違うんだよ
ほんいつ
コン
へえ~っ、意外と奥が深いのね
じゃあ、今回はグリコーゲンについて解説していこう!!
ほんいつ

グリコーゲンとは

グルコースは解糖系でまず、ヘキソキナーゼという酵素によってグルコース6リン酸になります。
このグルコース6リン酸はそのまま解糖系にいくものもありますが、グリコーゲンになるものもあります。
グルコースからグルコース6リン酸になり、その後グルコース1リン酸、UDP-グルコースを経てグリコーゲンができあがります。

コン
ぐるぐるぐるぐる・・・わけわかんなくなるわ~
(グルコサミンっていうのかと思った)
ほんいつ

グリコーゲンはいわば体の非常食です。
グリコーゲン発動
エネルギーが足りないときにグリコーゲンを分解して、利用します。
糖質の多い食事を摂ると、よりグリコーゲンは貯蔵されやすくなります。

コン
余分なものを取っとくって感じ?
そんな感じかな。非常食だから、アドレナリン分泌によってグリコーゲンの分解が促進されるよ
ほんいつ
コン
アドレナリンが分泌されるのは、体が戦おう、動こうとするときだから?
そのとおり! アドレナリンが分泌されると、よりエネルギーが必要だと体が判断するんだね
ほんいつ

グリコーゲンは、肝臓筋肉に貯蔵されています。

肝グリコーゲン

肝臓のグリコーゲンは主に血糖の維持脳のエネルギー源として利用されます。

肝臓のグリコーゲンは、グルコース1リン酸、グルコース6リン酸を経て再びグルコースに戻ることができます
グルコース6リン酸からグルコースになるために必要なグルコース6ホスファターゼという酵素があるためです。

そのため、肝臓のグリコーゲンはグルコースになって血中へ放出され、血糖維持に使うことができます。
肝グリこーげん

コン
そうか。グリコーゲンがグルコースに戻れないと、血中にグルコースをそのまま放出することはできないのね

肝臓のグリコーゲンは、重量としては100gほどですが、その濃度は2~8%と高いです。

ほんいつ
てことは、たくさん運動してグリコーゲンを使い果たせば、100g痩せる・・・!?
・・・
コン

筋グリコーゲン

筋肉のグリコーゲンは筋肉収縮のためのエネルギーとして利用されます。
血糖維持には使われません。

コン
えっ、なんで!?
アレがないからだよ
ほんいつ
コン
アレとは!?

筋肉にはグルコース6ホスファターゼがないため、グルコース6リン酸をグルコースにすることができません。
筋グリコーゲン
そのため筋肉のグリコーゲンはグルコース6リン酸になったあと、解糖系に入ります。
解糖系は糖をもとにエネルギーを作る回路です。
だから、筋肉のグリコーゲンは筋肉収縮のエネルギーとして利用されるというわけです。

コン
なるほどね~
グルコース6ホスファターゼの有無と、それによる使い道の違いは、絶対に覚えておこう!
ほんいつ

筋肉のグリコーゲンは200gと肝臓よりも重量がありますが、濃度は0.5~1%と低めです。

ほんいつ
てことは、筋肉を収縮させまくって筋グリコーゲンを使い果たせば200g痩せる・・・⁉
もうええっちゅうねん
コン

まとめ

グリコーゲンで大事なことは分かりやすいです。
グルコース6ホスファターゼがあるのは肝臓!筋肉にはない!
だから、
血糖維持には肝グリコーゲン!
筋グリコーゲンは血糖維持に使われない!

以上です。
重量や濃度の違いはおまけで覚えておきましょう。

コン
肝グリ!筋グリ!
そんなに言ってると、時間が消し飛ぶよ
ほんいつ

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