

酵素は、体の中の様々な反応を触媒するたんぱく質です。
触媒とは、化学反応で、周りの反応速度を変化させるもののことです。
つまり、酵素とは体内で起こる化学反応の速度に影響するたんぱく質ということです。

酵素が十分にあると、少ないパワーで化学反応を起こすことができるので、体の負担が少なくなります。
逆に、酵素が少ないと反応速度が遅くなり、体の負担が大きくなります。

酵素には、それぞれ反応しやすい温度やphがあり、それを至適温度、至適phといいます。
酵素は、人の体内で働くので37度前後、中性で働きが良くなるものが多いですが、
中には低温や、酸性が至適である酵素も存在します。


体の中での消化や分解、合成など様々な反応に酵素がかかわっています。
酵素は、体のはたらきを助ける
大切なたんぱく質です!
